総会・第三回雪割草まつり

第三回雪割草まつりが2003年3月8、9日に開催されました

水彩画・押し花絵展示

雪割草のこんな楽しみ方もあります。今年は塩沢町にお住まいの外山康雄氏の水彩画、田村フジエさん、内山富美子さん、山崎ヒデ子さんの押し花絵が展示されました。

外山康雄氏の雪割草

田村フジエさん、内山富美子さん、山崎ヒデ子さんの押し花絵

雪割草一輪一輪、葉の一枚一枚を押し花にします。それを丁寧に貼り合わせ一枚の絵につくります。

その他の展示・実生コーナー

渡辺菊次郎さんの作品

かぐや姫

利休梅

太閤

実生コーナー

注目の実生コーナー

8日はあいにくの天気でしたが、今年も多くの方に展示をみていただきました。どうもありがとうございました。

渡辺菊次郎さんの実生

板垣さんの実生

岩渕オリジナル

今年はこんな花が新しく誕生しました!

素心 中間タイプ

白フクリン 千重咲

白フクリン 中間タイプ

複雑な花型の分類

二段咲・三段型 「黒姫」×「跳珠」の交配によって出来た、二段咲・三段型。オシベの弁化は三段咲きの特徴の葉状弁化。
三段咲・標準型 「跳珠」系の交配により作った三段咲・標準型。
オシベは葉状に弁化。メシベは硬く閉じて弁化。時に大きく弁化して開くことがある。
三段咲・唐子型 「乙女心」×「翠陽」から作った、三段咲・唐子型。オシベ、メシベ共に葉状に異型の弁化をする。
三段咲きと唐子咲きの中間タイプ。
三段咲・千重型 オシベ・メシベは同形に弁化するが、三段咲きの特徴である繊毛を持った葉状に弁化する。
唐子咲・千重型 「司獅子」の交配により作った、唐子咲・千重型。
花弁状萼片とメシベの弁化花弁の間にオシベを残す。三段咲きと間違われることが多いが、遺伝的には三段咲きの血はまったく持っていない。千重咲きの雄親になる。
千重咲・標準型 「桃苑」の生えていた同じ場所で採集された、標準花の自家受粉によってできた千重咲・標準型。
弁化花弁は薄く、退色しやすい。
千重咲・三段型 三段咲きの親と千重咲きの親の交配により作った中間タイプ。
「彦神」×「寿姫」の組み合わせの3世代目。オシベは葉状に弁化し、三段咲きの特徴を見せる。弁化花弁には繊毛が残る。